2024年4月24日
こんにちは、ハピソンスタッフの戸松です!
今日はちょっとしたご縁がありまして週刊つりニュース様の取材で三重県南伊勢町の宝成渡船さんへいってきました!
イカダへは普段あまり行かない僕ですが、今回は春のアオリイカ狙いです。
僕はヤエンをメインにしてウキ釣りをバックアップに。同行の達人はエギングとそれぞれの狙い方で迫浦(はざまうら)の春アオリを狙って行きます。
この日の釣行データはこちら
日にち:2024年4月17日
天 候:快晴(風ちょっと強め)
時 間:6時?~17時00頃
場 所:三重県南伊勢町 迫浦(はざまうら)
渡 船:宝成渡船 さま
釣り物:アオリイカ
釣り方:ヤエン、ウキ釣り(こちらは僕)、エギング(達人)
早朝まだ暗い中、現地に到着すると続々と集まってくる他のお客さん。
宝成渡船さんの人気が伺えますね~。それもそのはず、この南伊勢町の迫浦では古くから渡船を営業している老舗で、熱心なクロダイファンが足繁く通い詰めるところなんですよね。
僕ら以外のお客さんは皆さんクロダイ狙い。アオリイカ狙いは僕たちだけですが果たして・・・
さっそく荷物を積み込んで朝焼けに照らされた海を目的のイカダに向けて進んでいきます。
イカダに到着してからさっそく仕掛けの準備。
今回僕は基本をヤエン仕掛け。バックアップでウキ釣りの仕掛けをセットしています。
ヤエンもウキ釣りも活きアジが必要なので、アジを購入&現地調達用のサビキ仕掛けも用意しました。
基本アジはスカリに入れとくんですけど、エサを付けるときとか釣れたアジを一時的に入れておく場所を作るためにバケツやエアポンプは必須です。
アジにはエア流量1.3ℓのYH735Cがおすすめです!泡も細かくてアジが元気♪
あとはハピソンのバケツ!
いよいよウキ釣り仕掛けとヤエンを投入していざ勝負~!
ウキは投げ入れて放置(笑)
ヤエンのラインを操作しつつ、流され過ぎないように見ときます。
ぼけーっとしてたら流されてしまい、慌てて回収なんかしたりして(笑)
するとここで思いもよらぬところでアタリが。
そう、完全に放置してたバックアップ用にしといたアオリイカウキ仕掛けの竿がガタン!と動きます。
え?ちょ?もしかしてウキにきちゃった!?
驚くのも無理はありません。
なんせアワセることもせず、アジを付けてただ泳がせていただけ。
でも竿は確実に動いてるうぅぅぅぅ! あぶねぇぇぇ!
引っ張られて海の中に落っこちそうになってるところをなんとかキャッチ。
リールを巻いたら、これ確実についてるわ(・・;)
完全に向こうアワセの放置プレーで、なんとなんと迫浦の700㌘クラスのアオリイカをゲットしちゃいました~!
この仕掛けは夜でも使えるハピソンのアオリイカウキ仕掛け!
アオリイカ夜釣りに!すぐに使えるオールインセット! オールインセットで、あとはエサだけ! 自立ウキだから泳がせ釣りでも安定! アオリイカ釣りのエントリーや初心者の方に便利なワンタッチ仕掛けでらくらくセッティング。 仕掛けは天秤式でアワセがかんたん! すぐに使用できる電池付
夜用なんですけどね。もちろん明るい時間帯でもちゃーんと使えてしまいます。
ウキゴムとかからまん棒、掛け針、シモリ玉などなど全ての小物がオールインワン!
買ったら結ぶだけなのでセットもめっちゃ簡単にできるのでおすすめです。
普段ウキ釣りをしないヤエンやエギンガーの人もバックアップ用に持っておいて損はありません!
だって釣れちゃったんだもん!
さてさて、幸先よくアオリイカをゲットしたワタクシ。
ヤエンにもくるといいなー、と思いながらアジをふよふよ泳がせます。
ジ、ジジジジジーーー!
お、きたぞ!
とここですぐアワセなくても良いのがヤエンのいいところ。
基本的なヤエンの釣り方としては
こんな感じの釣り方です。
ジェット噴射の時間がけっこう長いので間違いなく大型っぽい!?で、動きが止まったところでじっくりじっくり寄せてきます・・・
が!ここで悲劇発生。
筏を止めているロープをまたいでしまい、寄せてくるときにそこを通さねばなりません。なるべく持ち上げてロープを避けようとしますが、イカがぐいーっ!と引っ張ってしまいます。
「ちょ、ちょっと待って!そっち行っちゃダメ!」
と絶対にアオリイカには伝わらないであろうお願いを叫んでみますが、無情にもアオリイカはロープに沿うように泳いでしまいます。
イカの動きが収まったところで、ゆーーっくりと寄せてきますが・・・
やっぱりロープに巻かれちまった(つwT)アチャー
もうなんともできず泣く泣く糸を引っ張って仕掛けをカット…
大きかったっぽいのになー、残念!
スタッフ戸松のヤエン仕掛け、イラストをこちらで見てみましょう。
仕掛けが切れてしまったので仕掛けを接続しなおします。といってもヤエンの仕掛けってめちゃ簡単&単純でフロロやナイロンラインの先に針がついてるだけです。
その針をエサとなるアジのゼイゴに引っ掛けるというとんでもなくシンプルな釣りなんですよ。なので仕掛けを再度付ける場合も糸の先に針を結ぶだけ。
そこでこれの出番です
針結び器!
今回ラインはフロロカーボンの2.5号を使用していたので細糸用でばっちり対応しています。逃がしてしまったアオリイカは大きかったけど、復帰も早いので楽ちんです。
※現地ではホントはめっちゃ悔しがってました(笑)
スタッフ戸松がヤエンで大物を取り逃がした頃、エギングの名手である山根充伸さんがアオリイカではなかったものの、ポツリポツリとイカ族たちをヒットさせていました。
スミイカとして知られるコウイカや、こちらの地区では比較的良型であるアカイカを立て続けにヒット!
外道ばっかやー!
と言いつつも強風の中、ラインでアタリを取っていくのはまさに達人芸。
すごすぎ(笑)
でもオレも釣らないと~、ということで負けじとヤエンを投入していきます。
(この頃、ウキ仕掛けはロストしてしまい予備仕掛けもなく終了)
しかもヤエンをやりつつ、エサとなるアジも少なくなってきていたためその確保もせねばなりません。
サビキたーのしー♪
とサビキを存分に楽しんでしまい趣旨がずれてきているのは内緒・・・
ここからがアジにもエギングにもアタリが出ない時間が続いてしまい悶絶タイムへと突入。
お昼休憩をしたりちょっと休んだりと思い思いの時間を過ごしています。
(山根名人だけは休憩ほぼなしでエギをしゃくり倒していました。タフすぎる!w)
僕はカップラーメンでも食べようかと湯を沸かして、そろそろお湯いれよかなー♪と浮かれポンチになっていたところで
・・・ジーーーーッ
ファッ!? きた!?
今度は取り逃がしたくありませんが、またしてもロープの方向へ泳いでいくアオリイカちゃん。
でもこうなってしまっては祈るしかありません(笑)
一応言っとくわ!
お願い!そっち行かないで!
でロープをまたいでしまったもののなんとか停止。
おそらく今アジにかじりついてるところでしょう。ゆーっくりゆーっくりリールを巻いて寄せてきます。途中では何度か竿をしぼられますが、イカをなんとかだましながら寄せてきます。
ロープはなんとか回避できたみたい!
じっくり寄せてきたら、なんとなくイカの位置をイメージしながらヤエンの位置もイメージしながらヤエンGO!
そろそろ到着したよなー、どうかなー。
いうタイミングで、竿をよいしょ!と大きく曲げると今度は乗った!
よっしゃ!
さっきよりも一回り大きいサイズで1キロクラスのアオリイカをゲットですん♪
やったー♪
なんなら普段は秋の数釣りシーズンにヤエンをやるのがメインなので、このキロサイズは人生初!
迫浦ありがとおおお!
なんとかヤエンでも1匹を確保した僕でしたが、風がどんどん強くなってきてさらにはアタリもものすごく少なくなってしまいます。
そんなときでも山根さんは超集中。
エギをしゃくってラインがパン!と張る一瞬のアタリを逃さずヒット!
イカのジェット噴射をかわしつつ浮いてきたアオリイカはなかなかの良型。ドキドキしながらタモいれさせてもらって本命をゲットです!
こちらも1キロクラスの春らしいサイズのアオリイカを手にしたのでした!
その後はデカいアタリをヒットさせるも正体はハモだったりとアクシデントはありつつも、アオリイカを2匹でフィニッシュ!
そして山根さんは本命アオリイカを1杯。コウイカを1杯、また迫浦では良型となるアカイカも2杯とさすがの貫禄を見せつけてくれました。
サビキでアジやカタボシイワシも釣れたので、こちらも持ち帰ってアジフライや唐揚げにしていただく予定です。
いやー、久しぶりのヤエン楽しかったー!
アオリイカを狙う人はエギング人口が多いんですかね。ヤエンもなかなか楽しいのでぜひやってみてくださいね。
あとアジさえ確保できる環境ならばウキ釣りもバックアップで投げておくことをおすすめします(笑)
今日は週刊つりニュースさんの取材にお邪魔させていただきました。
毎週楽しい釣り情報記事が掲載されているのでぜひご覧ください~!
スタッフ戸松もAPCとしていつも記事を書いています♪
今回は明るい時間にアオリイカ狙いに行ったのですが、前回は夜の「通し」という夜から朝までのイカダでアオリイカを狙った釣行が記事になっています。こちらもぜひご覧ください。