2023年1月5日
こんにちは、Hapysonスタッフの戸松です!
2022年12月27日、僕が運営している釣りYouTubeチャンネル「釣り女子部」で、静岡県伊東市から出船する「村正丸」さんに乗船してきました!
この日のターゲットはシマアジ、マダイをメインターゲットに五目釣り。今回はエサ釣りですね。
今回この釣りにチャレンジしてくれるのは俳優の圓石さやかちゃん!
久しぶりの船ではしゃぎまくってます(笑)さてさて、今日はどうなるんですかね。
実はこの釣り物、釣り女子部では初登場。そこで道具も仕掛けも全てフルレンタルで挑んでみました。
竿:オモリ80号が扱える船竿
リール:カウンター付き手巻きリール
糸:PE2号
天びん:腕長70cmの天秤にビシ80号
ハリス:クッションゴム付き フロロカーボン3号(6m)
針:マダイ針(10号前後)
エサは冷凍のオキアミがついてきます。オキアミを溶かしてビシに詰めてコマセに。また身持ちの良さそうなオキアミは針に刺しエサにします。
釣り方もそんなに難しいものではなく、船長の指示ダナまで仕掛けを落としたら、ビシを振ってコマセを海中に漂わせます。コマセを巻いた付近に針が来るように仕掛けを少し巻き上げて調整すれば準備完了。あとは魚がヒットするのを待つだけ!
ちなみにえんちゃん、これまで果敢にジギングに挑み続けるもことごとく連敗・・・今回こそ・・・!
ポイントへ到着すると周りの同船者の竿がバンバン曲がってます。釣れているのを見るとどうやらサバのよう。船長からは「サバの群れがいる」と情報をキャッチしていましたが、まさにその通りの展開に。
ここでえんちゃんの竿にビミョ~なアタリが。
「これ釣れて・・・ます?」とかなり半信半疑ながら巻いてくると
1匹目!
やっぱりサバでした。
ここからは船全体で怒涛のサバラッシュ!
実はこの日、本命は現れてくれませんでしたが、ポイント移動してもサバが釣れている状況でした。ちなみに今日のえんちゃんはサバのみ、10匹くらいの釣果でした。最後の1匹は36cm!よく引きました!
※船全体ではマダイが4枚。
釣り人って贅沢なもので、サバとか釣れても
「サバかよ~」
なんてがっかりするものなんですが、サバでもしっかり血抜きと冷やし込みを行えば、絶品お料理に大変身できちゃう食材なのですよ。
血抜きに登場するのがこちら! 全釣り人に持ってて欲しい!
津本式計測マルチハサミ!
これはただのハサミじゃないんですよね。意外とただのフィッシュシザーとして認識してる人が多いかもしれませんが・・・
「脳締め」「エラ膜切り」「尻尾切り」が簡単3ステップで行えます。
今日津本式の血抜きポンプは持ち込みませんでしたが、
まずは脳締め。ハサミの持ち手の部分に締め具が収納されていますので、これで動きを止めます。上手く脳に入れば魚の動きが止まりますよ。
ちょっと見難いんですが、次にエラ膜切り。エラと身の間から刃を入れて、骨の下にある血合い部分を傷つけます。
続いて尻尾切り。分解して尻尾に走る血管穴を露出させても良いのですが、ここはスピード感を重視して尻尾をチョッキン。
あとは水に入れて身を振り振り。血が出なくなるまでしっかり行います。
ここまでできていれば現場での血抜きはまずはOK。
※究極の血抜きをするならさらに津本式血抜きポンプでの血抜きがおすすめです。
あとはクーラーボックスに入れてしっかり身を冷やし込みます。市場に出回っているサバはたくさん漁獲される魚なので、1匹1匹こうして処理するわけにはいきません。でも釣り人だったらこれだけの手間をかけてあげられるんですよね。
サバを2ケタ以上釣ったと思われるえんちゃん。しかし本命のシマアジやマダイは現れてくれませんでした。
でもしっかり血抜きをしたサバは臭みもなく見事な身。そこにえんちゃん行きつけの居酒屋の大将の腕にかかれば・・・
さすがプロ・・・
匠の技ですね
厚みがあり食べ応えがありつつも、旨味がぎゅっと詰まった身。さらに下味にタレとショウガで風味付けをすれば絶品の竜田揚げの完成~♪(Hapysonスタッフ戸松には配当はございませんでした(笑))
これでビールがすすんじゃったそうです。いいなぁ~~!
いやいや、最高ですね。きちんと血抜きをすれば外道と言われるサバだってめちゃめちゃおいしい食材になっちゃうんですよね。
もちろんどんな魚でも使えますので、おいしい魚を食べるためにもぜひぜひ津本式の計測マルチハサミ超オススメです!