2025年8月18日
こんにちは、ハピソンの戸松です。
いよいよ夏本番、ということで2025年8月1日に岐阜県郡上市の長良川(郡上漁協管内)へ鮎の友釣りへ行ってきました。
近頃はアユイングも人気なんですが、記事執筆時点で長良川の郡上漁協管内では友釣りのみが許可されています。
長良川は下流、長良中央、郡上、と漁協が分かれていて、僕のホーム河川の「郡上」は長良川の上流部。2025年は郡上の美並地区や八幡地区といった下流域は型が小さく、白鳥や高鷲地区の上流域は型が出ているという噂。
実際6月に美並地区へ友釣りに入ったものの本当に小さかったんですよね。
ただ今回はそこそこに日にちも経過しているので、下流域の鮎も大きくなっているだろうといつものポイント「美並地区」へ入ります。
場所はこんなとこ!
午前7時頃に美並地区へ入ります。瀬肩の上流側は良い感じの瀬が続いている場所です。
普段より渇水気味なのもあって水量が落ち着いていて、普段竿出しできない場所がいれられるようになってます。
オトリはみの淡水さんで購入。
そしてオトリの輸送にはもちろんこれ!
ハピソンのエアポンプ!電池式エアーポンプミクロメタリックカラーです
1時間流量が1.3ℓを超える性能を持っていますので、ある程度長距離の輸送だとしても鮎は元気いっぱい♪
さらに付属のストーンがこちらです。
この三角形で細かい気泡が特徴なんですよね。
これならオトリ缶の中で転がらないですし、細かい空気の泡がたくさん出てくれるんです。その結果、水に酸素が強力に溶け込む効果が期待できるわけ。
大人気Hapysonエアーポンプからメタリックカラーが新登場!!🌟 多孔質のセラミックストーンによるミクロの泡が酸素を素早く供給! 汚れても丸洗いできる水洗可能型!単1乾電池2本で弱モード約75時間の長寿命!
さてオトリを付けてさっそくGO!
で、すぐにヒットして水面ポロリ。
また次にすぐヒットして水面ポロリ。
とまさかの2連発ポロリ。
スタート直後だったので楽観的に考えていたものの、そこからまさかのアタリが止まっちゃう非常事態。
…マズイ、マズイぞ!
しかもマズイことって続くもの…
せっかく釣れても根掛かりしたり残された仕掛けと絡みオトリごと仕掛けをロストしたり、と釣れども釣れども数が伸びない散々な結果に。
午前中は4匹で折り返しです。釣れないときってトラブルが続くもので、まさにそのパターン。
ダメだこりゃ。
とりあえず頭を冷やすため早めの昼食に。
暑いのもあったのでお昼を食べて水分補給して、川に頭まで浸かってリフレッシュ!
手元には弱いオトリしかいなかったので流れが強くない石裏のポイントへオトリを送り込みます。で、じっくりじっくり引いていくとゴゴン!とヒット。
チラシの1番目の針にばっちし背掛かりで17㌢のオトリごろの野鮎をゲットです。
よしよし、まずは後半1匹目。
入れ掛かりとはいかないまでも、少しずつ流す筋や狙う石を変えてポツポツと追加していきます。やっぱり瀬釣りでは3本チラシはいい仕事してくれますね。
午前中の呪いはお昼を挟んで解除されたっぽい!
※この画像は最後に舟から出して撮影した子ですので色がイマイチ(笑)
小さいのや腹掛かりでオトリにならないのもちょいちょい混じりつつでしたが、そこそこ良いオトリが手に入ったので流芯を狙うことに。
大きな石が強い流れを受けて白泡が立っている流れを狙います。
固定背針だけじゃ入らないので3号のオモリを付けて流れに入れるとスッとなじみます。強めに鼻先を引いて大石の際にオトリが差し掛かったときに
ビリビリ…ドカーーーン!
特大のアタリで一気に下流に走られます!
とりあえず身切れは嫌だ!ってことで緩い流れの場所まで誘導して慎重に寄せてから吊るし込んだ1匹はこの日最大の22㌢の追星くっきりの郡上鮎でした!
きもちいいー!
このあとは鮎の着き場を発見して、怒涛の6連荘を含み午後4時に終了しました。瀬の中で黄色い鮎が飛びついてくるアタリは鮎の友釣りをしていてたまらん瞬間です。
最終釣果は20匹ぴったんこ。
僕にしちゃ上出来です。
前回から間が空いてしまったものの、久しぶりの鮎釣りを楽しんだスタッフ戸松。
しかしこの日の午前中のトラブルが響き、仕掛けを追加で作ることになりました。なにせちょっと珍しい(だいぶ?)仕掛けを使っているので自作するしかありません。
そんなときに便利なのがこれ!
ライト付きルーペです!
暗くなりがちな手元を明るく照らして、さらに拡大してくれるという優れもの!
さらに手元を照らしてくれるライト付き!
鮎の仕掛け作りをサポートしてくれますので「最近近くが見にくくなった」という方にはおすすめのアイテムです。
しかも針を一時的にセットしておけるマグネット付き!これはありがたいです。
刺さる人には刺さるけど、刺さらない人(若い人)には全然刺さらないアイテム(笑)
しかも鮎釣り用の仕掛けってけっこう細かい作業が多いので、ギザ刃の使いやすいハサミが必要不可欠。いろいろな仕掛けの準備に僕はこれを使ってます。
1台で6つの機能 1つあればマルチに使えて便利! 【フックシャープナー】 ダイヤモンドヤスリを採用。 画像のように針先を持ち研ぎます。 【アイチューナー】 ルアーの動きが悪いときにアイの調節ができます。 幅0.9㎜と1.5㎜ 【カシメ機能】 スリーブサイズSSやガン玉つぶしに! 【ピンオンリール】 ラインの長さは60㎝ ライフジャケットやバッグにつけて手返し良く使えます。 【PEラインカット】 0.5~3号を楽々カット!両ギザ刃でめちゃくちゃ切れやすく、切れ味長持ち!
本来はピンオンリールがついてますが、仕掛けに絡むので外して使ってます。
で出来上がった鮎の友釣り仕掛けがこちら。
固定式背針鼻カンにサカサ針付の3本チラシという仕掛けです。瀬の引き釣りにはけっこう強く、しっかり掛かればバレも少ない特徴が。
さらにはカードゲームとかで使われるカードホルダー?って言うんですかね。これに入るので荷物がコンパクトに収納できる利点があります。
なぜか今日はポロリ2連発スタートだったけど
ただやっぱりどうしてもトラブルが増えがちになるのです…悩ましいポイントっす。
ちなみにこれから「鮎の友釣りを始めてみよう!」という方には超絶おすすめしません(笑)市販で仕掛けが売ってないので自作のみとなってしまうためです。
そういう方は大人しく市販の仕掛けが使えるノーマル仕掛け+イカリが俄然おすすめです…
さてそれではスタッフ戸松の鮎の友釣り仕掛けを最後に紹介していきましょう。
※↑の写真ではスーパーワンタッチ鼻カンですが、実釣で使用していたのはマーク鼻カンです。
竿:SHIMANO 荒技 荒瀬90
天井糸:PE0.8号
水中糸:DUEL アーマードフロロ 0.1号
ツケ糸:ナイロン0.6号(30cm)
背針固定式鼻カン
→鼻カン周り糸 フロロ1.2号
→背針、オーナーばり プロハリス止め(小)
逆針付き3本チラシ
→オーナーばり 先出しサカサ3号
→針 オーナーばり 荒瀬9.0号
→ハリス カツイチ カメレオンハリス1.0号
流れの強い場所や水量の多い場所でも負けない剛竿に3本チラシという完全なる瀬釣り仕様です。こうなるとトロ、チャラの泳がせ釣りには非常に弱くなってしまいます。
もちろんシーズン初期とかはもう少し柔らかい竿使ってます。
個人的に泳がせ釣りはぜんぜん向いてない(じっとしてられない)ことがここ数年で理解できたので、瀬釣り一本で行くことにして泳がせやトロ場の釣りは今年はすっぱり諦めました(笑)
今年はホントに鮎釣りあんまり行けてないので、もう少しがんばっていきたいと思います。
さて、昨年も鮎の友釣りに通っていたスタッフ戸松ですが、昨年は秋に郡上漁協の「漁協前」というポイントで鮎釣りを楽しんでいました。
仕掛けはこのときと一緒ですね。
下の画像クリックで該当ページへジャンプしますので、ぜひ昨年の記事もご覧ください。