こんにちは、Hapysonスタッフの戸松です！

2024年9月10日、岐阜県郡上市の長良川へ鮎釣りへ行ってきました！

鮎の友釣りは9月に入って終盤戦となりますが、デカい鮎も狙えるシーズンです。秋になって色々な魚が釣れ始める季節ですが、鮎釣り師の夏はまだ終わっちゃいませんね！

郡上鮎狙いに漁協前のポイントへ

今日は3人での釣行。となるとオトリの数もたくさん必要になるんですよねぇ。

しかもオトリ缶は1つ（笑）こんなときはブクブクがしっかりしたやつを使ってもらうのがポイントです。酸欠ですぐダメになっちゃいますので…

これこれ

メタリックカラーでかっちょいいんですよ（笑）でもそれ以上に大切なのは泡の量と細かさ。鮎の友釣りや活きアジなんかを使うときには絶対にこれおすすめです！

美濃市のみの淡水でオトリを購入した我々はいざ八幡地区へ。郡上漁協管内の鮎釣りのメッカ、「漁協前」と呼ばれるポイントを目指します。

今回僕が入ったのはこのあたり。

なにせ３人での釣行なので場所が広くないとダメですからね。キャパも大きく実績も充分の場所です。

Hapysonスタッフ戸松の鮎釣り仕掛けは3本チラシ

◆仕掛け◆
竿：シマノ　荒技　荒瀬90
天井糸：PE0.8号
水中糸：DUEL　アーマードフロロ　0.1号
ツケ糸：0.6号
○背針付固定式鼻カン仕掛け
鼻カン：オーナーばり　マーク鼻カン7.5mm
鼻カン周り糸：バリバス　ハナカン周り糸（フロロ）1.2号
ハリス止め：オーナーばり　プロハリス止め　小
○3本チラシ
サカサ針：オーナーばり　先出しサカサ　3号
ハリス：カツイチ　カメレオンハリス　1.2号
掛け針：オーナーばり　荒瀬　9号

昔ながらの背針付の固定式鼻カン仕掛けを使っている僕。あと特徴的なのがイカリ使用者が多い中で僕は3本チラシです。

瀬の鮎釣りが好きなので、瀬だとよく釣れるんですよこれ♪

あとは水中糸にPEを使用しているところですかね、デュエルのアーマードフロロ。実は使用者がじわじわ増えているらしいんですよね。こちらはPEなのでツケ糸が必須。

中ハリスと一体型にしてしまえば直結できるんですが、僕の仕掛けだと直結は無理。（できんことはないですがちょっと無理やりになりそうですね）

なのでツケ糸を付けるときにこれを使ってます。

ラインツイスター細糸用！

0.1号のPEでも強度を落とさずに、しかも簡単に編み込みができる優れモノです！

使い方にちょっとコツがいりますが練習すれば現場でも余裕！PE直結にしてラインがプツン…！っと切れてどんぶりした経験のある方、少なくないんじゃないですかね。

そんなトラブルも防げますのでぜひおすすめです！

まずは荒瀬で目印がぶっ飛ぶアタリ！気持ちいい～！

さて、午前８時頃にようやく釣りスタート。

ちょっと人が多かったのでやりやすそうな場所は同行の2人に譲って、僕はガチャガチャの荒瀬へ一直線。

流れの際は・・・こない

ならばとオモリを打って流れのド真ん中へ。

オトリがなじんだ直後、竿先にビリビリ…とすんごい前アタリ。くるぞくるぞ～

ドギャーン！

目印ぶっ飛び系のアタリでいきなりの良型郡上鮎ゲット！

同じ場所でさらに連発して上々のスタートです。いやー、気持ちいい～！

ちょっと釣れない時間に突入、鮎はいずこへ・・・

※鮎釣り中って写真が全然取れないので、今回は写真少な目でお送りしています…

良型いきなりの連発スタートだった僕。

でもそこからぜんぜん続かなくなってしまい撃沈。オトリが全然変わらない！ヤバイ！

と思い鮎を探す旅に。足で広く探してみるもぜんぜんダメ！

深瀬についてた鮎が反応良し！連発もあって上々

ここでやっと良い場所が空いてくれたので小移動です。

腰くらいの深さで押しがけっこう強めの場所で、底には石がしっかり。これはさすがに鮎ついてるでしょー！？

手前から少しずつ探っていくと、ここでやっと久しぶりの鮎が登場！

目印がガタガタ震えてからのドッカンいただきました！あざす！

水面を見てみると水面の流れはサラサラと流れている感じなんですが、水中には大きめの石がしっかり入っている場所。水あたりの良い場所にちゃんと鮎はいてくれたんですね～♪

僕の鮎釣りは完全に瀬のベタ竿スタイル。天然にオトリが変われば、流れのある場所でもしっかり鮎がついてきてくれます！ここではしっかり連発！

良かった良かった、一時はどうなることかと思いましたよ。

チラシの宿命、仕掛け絡みからのペースダウン

順調に数を伸ばしていたところでしたが、鮎が釣れて取り込んだときにチラシがぐっちゃぐちゃに。

チラシ針は仕掛けが長い分、こういうトラブルが発生するんですよね～…

なんとか仕掛けをほどこうと苦心しますが、ぜんぜんだめ。こりゃカットするしかありませんな。

鮎釣りだとあんまり仕掛けを現地で作り直したりはしないんですが、仕掛けが絡めばカットしなければいけません。

まだ大丈夫な鼻カン周りを残して、掛け針部分をカットします。

D環にくっつけておけて、さらに針も研げるハサミ。いろんな機能がオールインワンなのでおすすめ！

仕掛けを修正してから、釣りには復帰したんですがちょっとアタリが遠のいてしまった感じです。

むむ・・・？

フィニッシュは大きな石の頭！沈んだ石がエサ場になっていた！

そこからはひたすら鮎の居場所を探して探りまくる展開に。

反応良かったのになぁ、と思いつつオトリを差し直していきます。そこでふと目についた下流の石。流れから頭を出して分流を形成しています。

さっき少し探ったけど反応がなかった場所。もしかして鮎が食み出してないかなー？と仕掛けを入れてみると

ゴンゴン…

ドガガガーン！

※鮎釣りしない人は伝わりにくいんですが、ホントにこういう音がしてる感じのアタリが出ます（笑）

これまで静かだったのが嘘みたいな連発！

大きな石の上流側に石がしっかり詰まっていて、ここにナワバリ作ってる感じ！しかも良型ばっかり！

これは楽しいー！

脳汁でまくりで14時にフィニッシュとなりました！

結果はオトリ抜き19匹！まだまだ修行が足らん（笑）

エキスパートたちは50匹とか100匹とか異次元の釣果をたたき出してますが、普通の人はこんなもんです、きっと（笑）

少しずつ婚姻色が出始めてるやつも混じりましたが、まだまだ若い鮎もたくさんいます。9月に入ってシーズンは終盤なんですけどね。

むしろこれからはデカ鮎を狙える季節。

鮎の友釣りって釣趣がホントに独特で、他の釣りでは味わえない楽しさがあります。以前と比べると竿もずいぶんお値打ちに購入できるようになったので、ぜひ皆さんもやってみませんか？

8月にも鮎釣りで郡上漁協の美並地区へ釣行しています。その時の様子はこちらからどうぞ

長良川の郡上鮎が連発！鮎の友釣りをお盆の人が多い季節に沈み石を直撃！追星バチバチの郡上鮎見参！