2025年5月7日
こんにちは、ハピソンスタッフの戸松です。
GW真っ只中の2025年5月3日、岐阜県高山市の宮川漁協管内の支流へ渓流釣りへ出かけてきました。さすがの人でポイントには人が多く入っており難しい日となりました。
それでもルアーもエサ釣りでも、多くの魚が遊んでくれて癒しの1日となりましたのでレポートをお送りします!
飛騨高山にある渓流ということで、ポイントへ到着するまでに道路を見ているとなんと日陰になる部分にはまだ雪が!
もう5月なんですけどね(・・;)
前日に雨が降ったのですが水はそんなに高くなさそう。入るポイントを決めて川に降りてみると
「水がめっちゃ冷たい!」
少し雪代も入っているはずなのと、GWで連日釣り人に叩かれまくっているであろうことを予想してまずはエサ釣りでスタートします。
エサ釣りの仕掛けは
竿:宇崎日新 野山水63 硬調
天井糸:ナイロン 0.4号(3.8m)
ハリス:DAN 岩太郎 0.2号(1.6m)
ガン玉:4~1号
鈎:オーナーばり アマゴ半スレ 6号
エサ:ブドウムシ(ちょん掛け)
ブドウムシは最近思うところがありまして、もともと通し刺しをしていたんですが最近はちょん掛けでエサ付けしています。
さて、準備完了!
いくぜー!
あ、ハリスを巻くときに使っているのはご存じ針結び器SLIMⅡ。僕は渓流釣りでは現場に持っていくことはしませんが、家でストックを作るときにはラクチンなのでヘビーユーザーです(笑)
落込みと岩、川が蛇行しているいかにもなポイントで手前から順番に探っていくと、本命の流心の際で「ビビッ」とアタリ!
でもすっぽ抜け。あれ?
これもしかしてめっちゃ警戒してないか?ということで対策を考えます。
アタリがあっても合わせずエサを送り込む作戦!(長い)
次の流しでエサを入れて、狙い通りアタリが出ます。ここでワンテンポエサを送ってしっかりエサを食わせます。目印がガンガン上下にブレたところで竿先で聞いてからぎゅっと絞ります。
よしよし!
いいヤマメ!
さらにエサを流す筋を変えて同じサイズを追加です。ここではアタリが続いていましたが、どうにも掛けきれずポイントを変えます。
ポイントを移動してみたはいいものの、さすがのGW。
どこへ行っても人ばかりで、めぼしいポイントの前には必ずと言っていいほど釣り人の車が止まっています。さすが岐阜県、渓流釣り王国…
それでもなんとか空いたポイントを探して、少し深みのある平場でヤマメを追加。しかしアタリがさらに遠くなりまた移動。
今度は岩の裏のたるみでエサを止めて待っていると
きましたイワナ!
白泡ができてて石の裏で流れがたるんでいる場所ってやっぱりイワナのポイントです。良いトコについてくれてました♪
こいつも1回アタってきて乗らず、2回目にヒット。イワナはもう1回食ってくるからね。
このイワナを追加してなんとか午前中は5匹でストップです。
さて、午後からはエサ釣りを封印してルアーで狙って行きます。
渓流ルアーのタックル図はこちらです。
ロッド:A-tec クレイジートラウトゲーム532L
リール:ダイワ 21カルディアLT2000S
ハンドルノブ:Gomexus A20
リールスタンド:Gomexus R2pro
ライン:東レ トラウトリアルファイターPE 0.3号
リーダー:山豊テグス フロロショックリーダー 4lb(80cm)
PEとリーダーの接続にはやっぱりこれ!
Hapysonのラインツイスター細糸用。細いPEって編み込みが難しい上に、なかなかキレイにできないんですがこれなら簡単!早い!しかも強い!ノットが組める秘密兵器です。
準備万端、いくぜ!
と意気込んだもののすぐにアタリは出てくれません。うーん。
そこで移動しながら「いかにも」なポイントではなく、季節的にちょっと早いかも?という瀬の中も細かく打っていくことにします。
瀬にできた小さなたるみ。そこに打ち込んでミノーが流れを受けた瞬間、ドカン!
うおお!きたZ~!
ただ自然渓流では僕自身はじめましてのニジマスさんです。放流する魚に交じってたのかどうかはわかりませんがおそらく準ネイティブのニジマスさん。
めちゃくちゃ顔がかっけぇ・・・!
ヒットルアーはバスデイのもののふ45S チャートバックでした。
ただこの川では後が続かず、時間的にラストのポイントへ移動です。
スタートから竿を出していた川へ戻り、帰りながらラストのポイントへ入ることにします。
ちょっと険しい岩場をよじ登りつつ慎重に遡行していき、大淵のあるポイントへ。上の写真、奥に見えている岩の奥ですね。
で、良いポイントなので何度もルアーを通しますが、1発軽いサワリが出ただけ(・ω・;)
スレてしまわないようにルアーを変えて色々狙ってみますが、最初のフレンチキス1発で終わりです。
ダメかー
と思ったんですがどうにも諦めきれずポイントの真下からアップで狙えるところに立ち位置を変えてキャストしてみます。
狙い通りに落込みに着水。水になじませて糸ふけを取ります。で、竿先でぐいっとミノーを持ち上げたら…
ゴン!ゴゴンゴンゴンゴン!!!
キタキター!ヽ(・ω・*)ノ
この引きは間違いなくでけぇイワナや!
慎重に慎重にやりとりしてネットに収まってくれたのは
よっしゃぁぁ!
32cmの尺イワナ、いただきました!
細身なのであんまりデカく見えませんが(笑)長さがある久しぶりの尺モノでした。
ヒットルアーはこれ。
この1匹で大満足してフィニッシュとなりました。
トータル7匹とそこまでたくさん釣れたわけではありませんでしたが、ヤマメ、ニジマス、イワナとマス族に遊んでもらって最後には尺越えのイワナまで。
飛騨高山の渓流釣りを目いっぱい満喫してまいりました。
いやー楽しかったです!
まだまだ渓流釣りが楽しい季節は続きますし、タックルもライト。なんならアジングタックルでもそのまま流用できますのでぜひ渓流釣りに足を運んでみてはいかがでしょうか。
5月だとまだ瀬の中に渓流魚は入ってないケースも多いのですが、6月に入ると魚が瀬に動きます。浅くて流れのあるポイントで強烈な引きを見せてくれるエキサイティングな季節がこれから待っています!
昨年6月に釣行したときの渓流釣りの様子も記事にしていますのでぜひご覧ください。
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