2025年4月7日
こんにちは、ハピソンの戸松です。
2025年4月5日、この日はエリアファンが待ちに待った平谷湖フィッシングスポット解禁の日!
お客さんがたくさんいたので僕は最後の方に入って空いた場所で解禁のエリアトラウトを楽しんでいきたいと思います!
受付を済ませて釣り場へ移動しようとすると、すでにたくさんのエリアトラウトファンで釣場がいっぱい!
スタッフさんに話を聞いてみると200人ほどの来客数だということで例年並みとのこと。さすが平谷湖!賑わいがすげぇ!
さて、エリアトラウトの解禁はちょっといろんなパターンがありまして
こんなパターンがあるのかな・・・と思います。
なんとか空いている場所を探してエリアフィッシングをスタートさせますが、
あるぇ~ ヽ(・ω・;)ノ
全然反応ございまてん。
状況としては魚は浮き気味で水面から50cm~100cmくらいのところにいそう。天候は抜けるような晴天でポンド状況はクリア。
そう、魚が警戒しちゃって口をなかなか使わないっぽいんです。
ボトムをやってみたりクランクを使ったり、スプーンでレンジを変えてみたりと本当に色々探っていき、ボトムで連発したもののすぐに反応が消えちゃう展開。
そこでもう一度スプーンで上のレンジから探っていき、沖目、カウント3秒、デッドスロー、という特定条件下でやっとこさ連発ヒット。風も非常に強く1g以下のマイクロスプーンではルアーが浮き上がってしまい、そのギリギリの重さが1.3㌘でした。
今日めっちゃ難しくね!?
※でも隣のフライマンはさすがの連発。ムムム…
その後はとにかくいろんなルアーを投入してなんとかポロポロ拾っていくという展開でした。周囲のルアーマンたちもけっこう苦労していたような感じです。
なかなか釣果が出せないとき、引き出しの1つとして持っておいて欲しいのがマジックジャーク。
グリグリジャークとも呼ばれる釣り方で、一気にルアーを潜らせてからぴたりと止めてルアーを浮上させる、潜らせる、浮上させる、という動きを繰り返す釣り方です。
縦にジグザグに動いているようなイメージですね。
潜らせるときにハンドルを1回転とかグリン!って動かして一気にルアーを潜行。そこでニジマスの視界からルアーを消して、浮上してくるルアーに口を使ってくるのを狙います。
これでようやく3連発。
いやいや、まじでほっとしましたよ💦
マジックジャークやセニョールトルネードまで駆使してトータルで12匹。クリアポンドでアングラーがめちゃめちゃ多い、さらに晴天、という魚が警戒しやすい状況の洗礼を受ける結果となりました(笑)
さて、そんな難しいタイミングではぜひともマジックジャーク(グリグリジャーク)を引き出しの1つとして持っておいていただけたらと思うんですが、ここでちょっとした注意点があるんです。
実はリールをグルン!と巻いたタイミングで下方向にルアーが潜ってくれなければいけないんです。
使うルアーはフローティングのロングビルミノー。
僕が使っているルアーは
シマノのダイバライズ55F、ディスプラウトのイーグルプレーヤースリム50です。
で、使ってみるとルアーが潜る方向が下じゃなく横に流れてしまうのがあるんですよね。そんなとき必要になるのがアイチューンと呼ばれる作業。
スナップを付けるアイの微妙な傾きによって横に流れてしまうので、それを下に潜るように微調整します。これってプライヤーだと微妙な調整が難しい!
そこでこれの出番です。
※画像のものはプロトを使っているのでピンオンリールが他社のものですが、製品版は弊社のピンオンリールがついてます(笑)
1台で6つの機能 1つあればマルチに使えて便利! 【フックシャープナー】 ダイヤモンドヤスリを採用。 画像のように針先を持ち研ぎます。 【アイチューナー】 ルアーの動きが悪いときにアイの調節ができます。 幅0.9㎜と1.5㎜ 【カシメ機能】 スリーブサイズSSやガン玉つぶしに! 【ピンオンリール】 ラインの長さは60㎝ ライフジャケットやバッグにつけて手返し良く使えます。 【PEラインカット】 0.5~3号を楽々カット!両ギザ刃でめちゃくちゃ切れやすく、切れ味長持ち!
計測マルチラインカッターですが、刃の合わせ部分に十字に溝が彫られた金属パーツがついてます、これがアイチューナー。
ルアーが下に潜らず横に流れてしまう場合、アイチューナーにルアーのアイを入れて調整します。アイチューナーの調整のやり方ですが
ルアーが右に流れる場合はアイを左へ。
ルアーが左に流れる場合はアイを右へ。
というのが基本。少しずつスイムテストをして微調整していきましょう。
実は箱から出したばかりのルアーを使ったときに1個だけ横に流れるルアーがありまして、現場で微調整したんです。
普段はハサミとして使用しつつ、針先が甘くなればフックシャープナーを使用。アイチューンが必要になればアイチューナーを使用、と多用途な計測マルチラインカッターです。
これでなんとか面目を保つ連発を達成しまして、平谷湖フィッシングスポットの解禁を楽しんできたのでした。
しかし釣果はもっとがんばれた気がする!
まだまだ実力不足を実感した日となりました!
ただめっちゃ釣れる日、魚はいるのに釣れない日、他の人は釣れてるのになぜか自分が釣れない日、などなどほんとにいろんなことがあるのがエリアトラウト。
魚を釣るだけなら初心者にもおすすめしやすい釣りなんですが、厳しい状況でも数を揃えようとすると難易度が一気にあがる懐の深い釣り。
それがエリアトラウトの楽しさなんじゃないかなと思っています。
今日は完敗でしたが、次回こそ攻略の糸口をつかんできたいと思ってます!
ちなみに昨年の平谷湖FSの解禁ではボトム系ルアーに好反応。
今回はボトム系はいまひとつで、やっぱり日によって攻略方法は変わってきますね。そのときの記事が下の画像をクリックでご覧いただけます。