2025年11月20日
こんにちは、ハピソンの戸松です!
今回は三重県の南伊勢、宝成渡船さんで泳がせ釣りをして大型青物(シオ)を狙うべくイカダへ釣行してきたのでその様子をレポートしたいと思います。
宝成渡船さんはこちら
イカダ釣り、といえばチヌ(クロダイ)狙いのイメージなんですが、僕は毎回五目やアオリイカ狙いで釣行していることが多いですね。
実は前回(2025/10/23)にはがまかつの鮎フィールドテスター、渡邉敦さんとご一緒させてもらった釣行でラストで何物かにライン切られてしまって悔しい思いをしていたのでリベンジ釣行です!
そのときの様子はこちら(※画像クリックで該当ページが開きます)

さて、このときのリベンジを狙うべく今日はアジの泳がせ仕掛けを中心に釣りをしていきます!
まずは今回の釣行データから
日時:2025年11月18日 6:00~16:00
天候:晴れ
風:3~5m/sくらい?
潮周り:大潮
こんな状況でした。
今回の釣行でちょっと悩んでいたのが泳がせの仕掛け。
そこで南伊勢へ行く釣り人が多いフィッシング遊松阪店の川原田店長に相談。
「あー、今ちょうどそのコーナー作ってるよ!」
マジですか!タイミング良すぎるじゃないっすか!ってことでさっそく案内してもらいます。
で対青物用泳がせ仕掛けでおすすめされたのがこれ

よっしゃ、てんちょー!
信じますよ!ってことでさっそく購入して持ってきました!
で、こちらの仕掛けで底からちょっと切れたところの水深を狙う竿を1本。
もう一つはヒラメ仕掛けのような感じで底ベッタリの仕掛けを1本。
それぞれ準備してあとはサビキでアジを釣りながら、胴付きでなんか狙いながら、という感じの釣り方でイカダ釣りを攻略してやろうと準備をしてきました。
宝成渡船に到着したのは午前5時30分頃。
すぐに船に乗り込んで目的のイカダへ渡してもらいます。

写真だと明るめですがカメラで補正されているので、実際にはちょーっと暗いんですよね。
そこで準備を進めるときはライトを使用。
ただすぐに明るくなってくるはずなのでデカいのは邪魔になる、ということで今回はコンパクトなチェストライトミニを使用!

小さくて軽いのでつけてるのを忘れるくらいのエアリーな装着感!
光量は決して大きくはありませんが、朝マヅメに釣りの準備をする程度なら最適解かもしれません。
あと最近リニューアルされて充電端子がタイプCになりました♪
ライトを装着してまず最初に準備をしたのはサビキ仕掛け。
そう泳がせ釣りに使うアジを確保せねばならないのです!

サビキに使用したのはシーバスロッド+下カゴのサビキ仕掛け。
宝成渡船のイカダはちょっと水深があるのでホントは上カゴの方がいい気がしますが、上カゴの手持ちがなかったので下カゴで。
サビキはTsulinoのサビキ仕掛けを使用しました。
アミエビをカゴに詰めて底に落としてトントンすると、すぐに反応が出てくれます。

やっぱりサビキのアジは裏切らないんですよね~♪
ここから落とせば1匹釣れる感じで連発連発の入れ食いタイムを堪能します。
サイズは15㌢前後かな、ちょっとエサには大きめですが食べてもおいしいのでOK!w

これはこれで最高に楽しい(笑)
ある程度アジを確保できたので、ここでいよいよ泳がせ仕掛けを作っていきます。
竿はシーバスロッドにPE1.5号、リーダーには8号を5ヒロと長くとっていきます。あとは仕掛けの手順通りに付けていくと完成。

タナは5ヒロいっぱい、水深が10メートル程で狙うタナは8メートルくらいを狙います。
仕掛けの先にアジを背掛けでつけて水中に放り込みます。あとはヒットを待つだけ!
一応潮の流れを見ながら、潮が流れていく方向(潮下)へ投げ入れて、ラインを多めに出して流していくようにします。
もう1本仕掛けを用意してヒラメ用の仕掛けで底に沈めておくのも用意して準備は万端です。
泳がせの仕掛けは投入したら時折面倒を見るだけで良いので、この間にサビキ釣りでアジをさらに増やしていきます。

アジはええ感じ!
そしてアジをポンポンと追加していたとき、ふとウキに目をやります。
「…あれ?ウキどこいった?」
と探してみても、ウキはありません。
光の反射とかで見にくくなってるわけでもなさそう。
あれ?やっぱりおかしいぞ。とたるんだ糸を巻いて竿で引っ張ってみます。すると
ゴンゴン!
え?
ゴンゴン!!!
きてるやーんヽ(・ω・*)ノ
アワセをビシッと入れてゴリ巻きしてくると、意外にもすんなり寄ってきます。そこでネットインしたのが

40㌢には届かないサイズだと思うのでツバスってとこですかね。
本命のシオではなかったものの、狙っていた青物が釣れてほっと一安心。
グリップはハピソンの計測グリップを使用。
重さも測れますが今回はグリップとしてのみ使用です!

いやいや、良かった良かった!ナイス青物♪
ただ今回はもっとデカイのを求めて、すぐさまアジを再投入してチャンスを待っていきます。
ツバスが1本獲れて「これからだ!」と息巻いていると、そこから泳がせはおろか、サビキにも反応が全くでない時間へと突入してしまいます。
そこで仕方がないので何か釣れる魚がいないかとカワハギの胴付き仕掛けを準備してみると…

フグやチャリコ、ヘダイ、謎の魚などのオンパレード。
これはこれで楽しいんですが、狙っている魚じゃありません。途中で置き竿にしているサビキに25㌢クラスの良型アジがヒットしたりもありましたが

これも単発で続かない…
どうしようかと考えていたときに立てかけておいた泳がせの竿に異変が。
突然ガタン!と音を立てて倒れる竿。引っ張られていく仕掛け。
幸いにも水の中に落とされるようなことはありませんでしたが、間違いなくビッグヒットです!
しかも時計はまもなく納竿、間違いなくラストチャンスになるはず。
竿をすぐさま抑えてリールを巻いたものの、残念ながら針は抜けてしまっており魚との対面は叶わず終了の時間となってしまいました。

ツバス1匹とアジが30匹程と爆釣ではありませんでしたが、それなりに楽しい時間を過ごさせていただきました。
ヘダイは撮影後オールリリースです
ツバスはしっかりと脳〆して血抜きをしていくと、家に帰ったときに極上のお刺身に出会えるのですよ。
そこでまずは脳に締め具のツノを指して脳〆をしてから

エラを切って血を出していきます。

エラ切りをしたら水の中に入れてふりふりして魚の中に残っている血をしっかり出していきます。
で、最後は冷やし込んだら現場での血抜きは完璧♪
この脳〆とエラ切りの一連の動作が非常にやりやすくしてあるのが津本式計測マルチ絞め具。
一度使ったら手離せない便利アイテムですのでぜひ!
アジなどの小さな魚にも使える締めピックもついてます!
津本式シリーズ第5弾 🔥🐟🔥🔥究極の絞め具🔥🔥🐟🔥 「魚を絞める」ことに特化したナイフ付き絞め具 ○アジなどの小型魚から10kgの大型魚まで絞めることが可能!○神経穴をあける用のピックを搭載○錆びにくいフッ素加工 \\\ 専用ケース付き ///
今回の宝成渡船のイカダ釣りでは、本命のシオこそ釣れませんでしたが、朝イチにツバスも釣れてアジからの反応もそこそこ得られた日で釣りを楽しませてもらいました。
それにしても最後のヒットは特大なやつが引っ張った気がするんだよなぁ…
ちょっと悔しさも残る納竿ということで、またリベンジ相手が増えてしまったハピソンスタッフ戸松がお送りしましたっ!
イカダ釣りはチヌだけでなく色々なターゲットが狙える釣りなので、お近くの方はぜひぜひイカダ釣り、行ってみてはいかがでしょうか。
自分の好きなターゲットが自由に狙えちゃいますのでイカダ釣り、すっごいおすすめです!