2025年11月14日
こんにちは、ハピソンの戸松です!
2025年11月12日に愛知県豊田市にあるひだ池へヘラブナ釣りに行ってきました!
実はこの日、ヘラブナ釣りでは一種のお祭りのようなイベントである
新ベラ放流
が釣行前日(11月11日)に行われたんですね。
活性が悪くなる冬に向けてたくさんのヘラブナを放流するので、まだ釣られたことがないヘラブナがバシバシ釣れる!という夢のようなイベントです。
多くの管理池では11月~12月頃にかけて行われるものです。今回はこの新ベラ放流を楽しんじゃおうということでひだ池へ行ってまいりました!
さて、現地には午前10時頃に到着して釣り座の準備をスタートします。
新ベラ放流後の新ベラを釣る、つまり入れたばかりの新しいヘラブナを釣るには鉄板の仕掛け、狙い方があるんです。
それは
というもの。
理由は諸説ありますが、どれが本当なのかわかんないので割愛(笑)
で!今日の僕の仕掛けは!
チョーチンウドンセット!(新ベラ狙いのセオリーは全て捨ててます…)

竿:宇崎日新 REGINA山吹360
ミチイト:東レ 将鱗 へらストロングアイ道糸 0.8号
ウキ:昌月作 ボディ寸14㌢
上ハリス、上鈎:ナイロン0.6号8㌢/はりよし 丸袖スレ9号
下ハリス、下鈎:ナイロン0.4号60㌢/はりよし 丸袖スレ5号
エサ
◆バラケ
マルキユー 粒戦 100cc
水 150cc
マルキユー ヤグラ 200cc
マルキユー BBフラッシュ 150cc
◆食わせ
マルキユー 力玉
ちょっと色々試したいことがあったのでエサはこれともう1種類お試しで。
水深が4メートル程のポイントで竿の長さは12尺。深めのチョーチンで新ベラにこだわらず、旧ベラも全然狙って楽しいのでがんばっていきたいと思います!
セットでエサ打ちを開始してみるも、最初はやっぱりちょっと寄せないと魚が入っていません。
ウキがなじんだらすぐにエサを切って、と繰り返し10分程経過すると少しずつウキが受けてきてヘラブナがタナに入ってきたのがウキの動きから分かります。
よしよし、これからだもんね。
とウキを眺めているとウキがズドン!

まずは旧ベラで尺くらいのやつをゲット!
けっこう長さがあったので尻尾が見切れてます…(笑)
このときエサを色々と試していた関係で、エサを2種類使いつつ釣りをしていたんですが、そんなことをするとやっぱり釣れるポイントとかウキの動き、魚の感じがバラバラに。
さすがに本来やることじゃないよなぁ、と思いつつ比較のために色々試してスローペースながらもヘラブナがヒットしてくれます。
まぁこれは仕方ないですね…
ある程度データが取れたところでエサを統一!
そこでようやくヘラブナが落ち着いてきて、魚の動きを追えるようになってきました。
抜き気味のバラケだとぜんぜんダメっぽかったので、BBフラッシュパラパラしてちょっとエアを抜いた持たせ気味のバラケにしてウキを水没。
じわじわと返してくるところで狙っていたらスパッ!といいアタリ♪

体高のあるひだ池のヘラブナちゃんがしっかり釣れてくれました♪
いやー、気持ちいい~♪
時折縦の誘いもいれつつ、爆釣とはいきませんがポツポツとなんとかヒットを重ねていきます。
ちょっと調子上がってきたかなー、というくらいのタイミングでウキが消し込む強いアタリ!
ビシッと合わせて竿でためたらフッと軽くなります。
あれ、抜けちゃったかな
と思っていたらなんか様子がおかしい。
サルカンの上から切られているじゃありませんか!?えぇー、まじ!?
ウキが無事だったのでちょっとホッとしつつ、しょーがないのでまずは仕掛けを組み直します。
サルカンを結んでハリスを作るときにはもちろん針結び器!

たくさんのハリスを巻いておく必要があるヘラブナ釣りでは現場だけじゃなくて、家で仕掛けを作るときにも重宝しますよね。
ヘラブナ師にはもう必須アイテム!と言ってもいいくらいの便利アイテムです。
ちょっと見にくいんですが動画も撮ってきたのでぜひ!
こんな感じですね。
ここでついでに食わせの針をはりよしの丸袖スレからオーナーばりのセッサ3号にチェンジ。ハリス長さも2cmだけ詰めて60cm→58cmにしています。
ちょっと重めの針で途中で捕まらないようにしてみましたが、釣れ方はあんまり変化なく数匹追加をしてお昼休憩に入ります。
さーてお昼だー!
と思ったタイミングで、放流トラックが到着!
この日は名古屋市内の某池で池干しという作業がありまして、その作業で確保したヘラブナがひだ池へ引っ越しの日だったのです。
せっかくだからお手伝い、ということで他のお客さんも交えて買い物かごで池に入れていきます。

こんな感じのカゴに入れて手作業で池に入れていくので大量のフナ汁を浴びることとなってしまいました(笑)
ただここで入ったヘラブナはかなりの良型でして、背中が盛り上がったとんでもなくいい魚ばっかり。これがなじんで食いだしたらめちゃめちゃ面白いだろうなぁ。と思いつつお昼です。
若干のフナ臭さを感じながらごつ盛り(焼きそばの方です)をいただき午後の部スタートっ!
昼からもセットで引き続きヘラブナ釣りを楽しんでいましたが、ポツポツとは釣れます。
でも新ベラが出ない!
と、いうことでどうしようかなー、と思いつつもセットで確認したいことも終わっていたので仕掛けを両グルテンにチェンジしてみます。
12尺チョーチンは変えずハリスのみを変えて両グルテンの深宙で狙います。
エサ
ベーシック やわグル、水 1:1
ハリス:ナイロン0.4号(32㌢/40㌢)
鈎:オーナーばり バラサ4号
最初こそなかなか魚が入らなかったものの、ウキにサワリが出始めてからはなじんでからのスパッと入るキレイなアタリが出ます。

いやー、最高!
6寸~7寸くらいの小さめのヘラブナですが紛れもない新ベラです。きれい!
そろそろ釣りをやめようかとも考えていたんですが、グルテンで釣れる釣れる。すっかり辞め時を見失ってしまって後半30分程で7匹とプチラッシュ!

ひだ池の新ベラに癒されて夕方に後ろ髪を引かれる思いで納竿となりました。
晩秋のまだまだ活性が高いこの時期。
もうすぐ厳寒期のなかなかウキが動かない季節に突入しますが、新ベラ+旧ベラの元気のいい魚が狙える短いチャンスです。
なかなか若い人が参入しない釣りのひとつではありますが、やってみるとハードルは低いくせに沼が深すぎる超絶楽しい釣りの1つだと思います。
あと桟橋があってトイレや自動販売機も。さらにはお弁当も注文できたり暖かい飲み物まで飲めたりと女性や子供には実はかなりおすすめの釣り。
また虫も触らなくていい(粉エサなので)点もハードルが低いところですね。
そんなヘラブナ釣りは12月~2月の厳しい寒さのとき以外は魚も釣りやすい季節です。ぜひ皆さんもヘラブナ釣りに挑戦してみてくださいね。
以前、初心者釣りガールが極寒の1月にヘラブナ釣りに挑戦してくれた記事がありますので、ぜひこちらもご覧になってください。
このときも両グルテンで釣果を上げてます。
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