2025年9月1日
こんにちは、ハピソンの戸松です。
僕がいつも記事を寄稿させてもらっている週刊つりニュースさんの取材で、三重県の南伊勢町、迫浦の日乃出屋さんでイカダ五目釣りへと出かけてきました。
日乃出屋さんの場所はこちら(GoogleMAPでは「日乃出屋 アソダ営業所」で検索してください)
この日はサビキや胴付き仕掛け、ルアーなど色々な釣りを楽しんできましたのでその様子をお届けします!
日乃出屋さんでのイカダ釣りは僕自身初めて。
ですが夏の五目釣りなので色々なタックルを用意していきました。
まず釣行データを
釣行日:2025年8月26日
釣行時間:5時30分~11時00分
天候:快晴
場所:三重県度会郡南伊勢町 迫間浦 日乃出屋
潮周り:中潮(満潮6時47分)
まずは8月後半の非常に暑い季節で、潮周りは中潮。
5時30分にイカダに向けて出発しているので実釣は6時頃からと満潮付近から下げでの釣りとなりました。
用意したタックルは全部で4タックルで、この中でよく使ったのがこちらの2つ
タックル1(サビキ、胴付き仕掛け)
ロッド:スピニング用バスロッドL 7ft
リール:スピニングリール5000番
ライン:PE1.5号
リーダー:フロロカーボン5号
タックル2(ルアー用)
ロッド:Funtool タナロアシーバス9ft
リール:21フリームスLT3000CXH
ハンドルノブ:Gomexus T30
リールスタンド:Gomexus R2
ライン:SHIMANO PITBULL4
リーダー:東レ ショックリーダースムースロックプラス(3号)80cm
このようなタックルとなりました。
見ての通り、なんでも釣るようなオールマイティなタックルとシーバスタックル、それぞれの流用ですね。
イカダに到着して最初に準備したのはサビキ釣り。
まずは絶対に裏切らない小アジを釣って数を稼ぐ目的です。コマセには前の釣行で残っていたアミ姫を使用するとまずはすぐに1匹目。
12、13cmくらいのいつもの小アジ。やっぱりサビキ釣りは裏切りません♪
ただここで爆発的に連発するわけではなく、しっかり誘ってポツポツと釣れるような感じ。若干テクニカルですがこれはこれで楽しさ満点です。
もうこの時点で小アジの南蛮漬けや唐揚げとともにビールを流し込む未来が見えて、ちょっと嬉しくなっていました(笑)
なんとか数を伸ばそうとがんばってサビキを入れていく状況の中、しっかりコマセが効いてくれば連発してもおかしくない感じ。
でも今回はそうじゃなかったんですよ。
むしろアタリがどんどん減っていくような状況です。たしかに仕掛けの流れ方を見ていてもちょっと潮が緩い感じがするんですよねぇ…
と思いつつふわっとサビキを持ち上げたときに
ガツーン!
と強烈なアタリ!?
なんだなんだ!?何が釣れてるんや!?
と必死に巻き上げてくるとなんとなんとバチコンとかLTアジとかで釣れてくるサイズの大型アジゲット!
ちょっと待って!
おれこんなサイズ初めて釣ったぞ!?
普段バチコンやアジングをやらない僕はサビキで小アジ釣りがいいとこだったんですが、イカダならサビキでこんなやつが出てしまうんですね。
サイコーです!
で、しかもしかもこれがなんと3連発(尺含む)!
しびれるぅ!Fuu!
良いサイズのアジを釣ってからはパタリとアタリがなくなってしまったサビキ。
そこで次なる手を打って、胴付き仕掛けを準備します。
仕掛けを準備している間に、ポイントを作らねばなりません。そこで
こちらのマルキユー、速釣ダンゴを投入!
5個くらいダンゴを作ってポイポイッと海へ放り投げておきます。
ダンゴで魚をしっかり寄せて、胴付き仕掛けにつけた食わせエサのオキアミやアサリに食いついてくれたら最高なんですがね…
と思っていたらやっぱりしっかりアタリはあるわけですよ。
針にはなかなかかからないけど(笑)
で、小アジやらベラやらのいわゆる外道ゲストフィッシュを釣っていると、続けてアタリが出ます。
もうほんとにめっちゃ小さいアタリだったので最初はフグかなんかだと思っていたらちょっと引きが強いぞ?
竿先をガンガン叩くような引きで途中から慎重に巻き上げてくると…
なんか見慣れない魚きた!
僕は初見だったんですがどうやらタカノハダイという魚だそうで、チヌ釣りなんかではたまに釣れるゲストなんだとか。
なんかすっごい小さいアタリだったのにそれなりのサイズでちょっとびっくり。
はじめまして、タカノハダイ!
ありがとう、タカノハダイ!
タカノハダイを釣った後、まだ何か釣れないかなーなんて釣りを続けていたら、すぐ横で置き竿にしていたサビキがガタガタしはじめます。
咄嗟に竿を抑えてリールを巻くと
あかん!めっちゃ引く!
右へ左へと縦横無尽に暴力的な引き。こっちはサビキ仕掛けなので成す術もなく足元に巻かれないことだけを祈りつつなんとかかんとかいなします。
じっくりやりとりして運よく取り込みに成功したのは、なんと30㌢くらいのツバス!
やったぜー!
日乃出屋の女将さんから「シオやツバスが回ってきてる」という話を耳にしていましたが噂はホントだったんだ💦
まじでギリギリ獲れた感じでした…あぶねぇw
せっかく釣れた青物なのでしっかり血抜きして持ち帰りましょうかね。
脳締めして~
今度はエラ切り
あとは水の中でフリフリして血抜きは完了♪
ここで使ったのがお馴染み、津本式計測マルチ絞め具!
津本式シリーズ第5弾 🔥🐟🔥🔥究極の絞め具🔥🔥🐟🔥 「魚を絞める」ことに特化したナイフ付き絞め具 ○アジなどの小型魚から10kgの大型魚まで絞めることが可能!○神経穴をあける用のピックを搭載○錆びにくいフッ素加工 \\\ 専用ケース付き ///
釣った魚の処理にこれほど適したアイテムはないんじゃないかってくらい最強のアイテム。これは手離せませんな~♪
足の速い青物も血抜きをしっかりしたあとにすぐに潮氷で締めればばっちりです!
さて、ツバスが釣れたときに実は後ろに複数の青物が追ってきているのが見えました。
ということは青物’sはまだ近くにいるってこと!
ここはサビキじゃなくてルアーで効率よく獲っていこうということでいつもシーバスで使っているロッドにマイクロジグを結びます。
ただここで魚が抜けちゃうと悲しいので、魚を足止めするためにさっきの速釣ダンゴを定期的に入れておきます。
さっき後ろを付いてきていた青物’sはイカダの周辺にいるはずなので少し投げたらボトムを取ります。
ボトムをとったら5回転くらい巻き上げて~、またボトムに落として、巻き上げて~を繰り返していくとガツーン!
ひゃっほぅ、きたきた!
今度は仕掛けの強度十分!
よしよし、今度はシオゲットだもんね♪
さらにそこからは
30cmくらいのツバスもゲット!
しかもこの後ツバスが続いてくれて青物はシオが1匹、ツバスが5匹と大満足♪
ヒットルアーは
ハヤブサのジャックアイ豆マキマキ10g
どれもボトムからの巻き上げとフォールを繰り返してのヒットルアーでした!
いやいや、エサ釣りもルアー釣りも最高に楽しいぃぃぃ!
8月後半とはいえ日差しが強い中での釣行だったので10時30分にはストップフィッシュ。
ツバスは釣れてもさばくのが面倒、ということでリリースする人もいるらしいのですが、ちゃんと持ち帰っておいしくいただくことに。
イカダ五目は色々なターゲットを狙えるので、たくさんの引き出しがあると現地で工夫する余地もあって本当に楽しめる釣りモノの1つです。
と、楽しみ方は千差万別。
ちょっと荷物は多くなりますが、たくさんの旬の魚をイカダでぜひ狙ってみてください。
さて、イカダ釣りへは昨年からちょこちょこ行かせていただいていまして、秋にはアオリイカも楽しんでいますよ。
その時の記事もありますのでぜひご覧になっていただければと思います。
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