2025年7月1日
こんにちは、ハピソンの戸松です!
いつもは中部地区の釣りがほとんどなんですが、今回は大きく足を延ばして京都の宮津へ!
夏の宮津では深海のタラ釣りが良くなってくるんです!
お世話になった釣り船は宮津、養老漁港から出船する新幸丸さん
そしてこの日、実は三重テレビの「速報!フィッシングポイント」さんのロケでの同船。僕は同行のみです。(ロケ日は2025年6月19日)
今日は深海釣りのエキスパートである田中敏哉さんの案内で、釣り女子部のメンバーでありタレントの神古かんなちゃんががんばってくれます!
オープニング撮影を終えていざ船に乗り込みます!
さてさて今回のタラ釣りですが、夏も良い季節になるんです。「タラ」と言えばやっぱり白子がたくさんある冬場のイメージが強い人も少なくないでしょう。
実は夏のタラは白子があまり期待できない反面、身がとってもおいしい季節。
深海から大型魚を釣り上げるエキサイティングな釣りで、しかも食べても最高においしい!と大人気の釣りものの1つなんですよね。
そんな夏のタラに心躍らせながらタックルを準備していざ出発!
ポイントまで1時間程海を走りますので、ここで宮津の新幸丸での夏のタラ釣りタックルを紹介していきましょう。
夏のタラ釣り:仕掛け図
竿:SHIMANO DEEP SOLDIER 205 Ⅰ
リール:SHIMANO ビーストマスターMD3000
バッテリー:Hapyson 電動リール用バッテリーコンパクト 14.4v/6.7Ah
ライン:SHIMANO Tanatoru8(4号)470m
仕掛け
ヨリトリリング 直径7cm
ヨリトリチェーン 長さ14cm
胴付き仕掛け(田中敏哉さん自作)
ミキイト:24号
ハリス:12号(75cm)
鈎間:145cm
サルカン:親子サルカン
捨て糸:12号(100cm)
オモリ:150号(潮が早いときは200号を使用)
鈎:ムツ針 22号
装飾1:ニッコー化成 匂い玉 16mm
装飾2:ニッコー化成 スーパータコベイト 4.5inch
エサ:サンマの切り身
ビーストマスター3000番というかなり大きなリールを使って、オモリは150号というヘビーなタックル。
ポイントも水深およそ200mということでさすが深海釣り、スケールが違います。
この深海釣りでかんなちゃんが使ったバッテリーがこちら
ハピソンの電動リールバッテリーコンパクト!
深海のタラ釣り(水深200mのポイント)に1日使用しましたが、最後にはインジケーターが3メモリ中2つから1つになってすぐのところで持ちこたえてくれました。
「楽勝の大容量!」とはいかないかもしれませんが、深海釣りだったことを考えるとそれでも充分なバッテリ―容量です!
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ポイントまで1時間走り、ようやく到着!
船長の合図で一斉に仕掛けを投入していきます。なんせこの長仕掛けやヘビーなオモリに全く対応できていないかんなちゃんとスタッフ戸松。
なんとかかんとか釣り方を聞きながらやっていきます。
水深が深いので船長の合図と同時に仕掛けを入れないと、途中で仕掛けが絡んでしまいます。そのため遅れないように必死。
※仕掛けの投入が遅れるとその流しでは仕掛けを入れられず1回休みとなってしまいます。
それではタラ釣りの基本的な釣り方を見てみましょう。
エサはサンマの切り身を用意します。
今回は軽く塩締めしたサンマを使用している方もいれば、生サンマを使用している方も。
エサはカマの部分を残して3枚下ろしに。
あらかじめ船に乗る前に三枚おろしにして持ち込むと船の上で慌てなくて済みます。
カマの部分を残す理由が、カマは硬いのでそこに針をかけてエサ持ちをよくさせる狙いがあります。
針にチョン掛けしてオモリを投入して仕掛けを落としていきます。
投入からサミングをしながらオモリを着底させた後、ラインをまっすぐに張るために10mほど巻き上げてから再度底を取り直すのがポイントです。
底を取ったら仕掛けを50cm~1mくらい巻き上げてアタリを待つ、というのが基本となるタラの釣り方
タラは底にいるので底を切りすぎてしまうと反応が消えてしまいます。そのためマメに底を取り直すのが吉!
仕掛けを入れたらそのまま竿を置いておいても船の揺れで誘いになりますし、自分で竿を上下させて誘いながら釣りをしている方もいました。
しかしながら200m先の深海の世界。
エサを置いておく場所や動かし方も想像するしかできません!そのとき釣れた釣り方が正解なのです。
とりあえずかんなちゃんは難しいことはできないので、底付近にエサを入れてひたすらアタリを待ちます!
左舷胴の間に入ったかんなちゃんですが、右舷ではポツポツ釣れて左舷はなかなかヒットが遠い状況のスロースタートになったのでした。
ここでいよいよ左舷にもチャンス到来!
同船していたSHIMANOの小川さんの竿に魚信が出て、ついに左舷でもタラのアタリを捉えます!
電動リールをゆっくり巻き上げてくると、水面にプカリと浮かんだ巨大魚。ついにタラがあがりました!
それを見たかんなちゃんも集中!
自分の竿にアタリが出ることを信じてじっと穂先を見つめます。
実は今回の釣行ではロッドをSHIMANOさんからお借りしていました。
かんなちゃんが使用していたのがDEEP SOLDIER205 1というモデル。深海釣りに必要なバットの強さはもちろん、繊細なアタリもしっかりとらえてくれる深海の魚を獲るためのロッドです。
しかも特筆すべきはこちらのDEEP SOLDIER、食い込みの良いグラスソリッドの穂先にカーボンテープを巻いているところ。
グラスソリッドの穂先ではアタリが出しにくい、でもチューブラー(カーボン)穂先だと食い込みが悪い、というそれぞれのデメリットを解消!
グラスソリッドの柔軟性とカーボンの感度の良さを両立させているので、小さなアタリも逃さない感度とエサを違和感なく食い込ませるという、本来なら天びんにかけてどちらかを捨てなければいけない性能を高い次元で備えているロッドです。
そのため魚からのアタリさえ捉えることができれば、あとはリールとロッドに全てを任せて魚とのファイトができるわけです。
魚を釣り上げるための準備は整っています!がんばれー!
さて、ここで深海釣りのエキスパートである田中さんが本領発揮。
朝マヅメの良い時間に出遅れて今日は苦戦するか、と思いきやまずは1匹目。
そこからは完全に無双状態、ポンポンとタラをヒットさせていきます。
仲乗りさんもそれを見て
「田中さん…何も特別なことはしてないんだけどなぁ…」
と不思議そう。
いやいや、やはり深海釣りの経験や技量の差が大きく出ているんだと思います。
最終的に田中さんは大型のタラ4匹とさすがの貫禄を見せつけてくれました!
後半ちょっと反応が悪い時間帯に差し掛かってもしっかりヒットさせている人もいる中で、かんなちゃんの竿には残念ながら配当無し!
船全体では0匹~竿頭が4匹とトータル15、16匹?くらいの釣果でお昼の納竿を迎えてしまいます。
やはり深海の釣り、そう甘くはありませんでした!
タラが釣れていたら絞め具で血抜きをして計測釣りはかりでサイズを測り…たかったのですが、今回その役目は田中さんにお願いすることになりました(笑)
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速報!フィッシングポイントさんで放送がありますのでそちらでぜひご覧いただけたらと思います。
今回残念ながら配当がなかったタラ釣りでは、再チャレンジを誓った釣行となりました!
魚の写真を撮ろうと待ち構えていたスタッフ戸松。さすがにそう簡単にはいきませんね。
今回お世話になりました、新幸丸さん。
ありがとうございました!
さて、今回はタラにそっぽを向かれてしまったかんなちゃん。今回久しぶりの釣りとなってしまいましたがメインの釣りはヘラブナなんですよね。
昨年の釣行で静岡県御殿場市の柳池さんへ釣行した記事がありますのでこちらもぜひご覧ください!
※画像クリックで記事へジャンプします。
このときは株式会社はりよしさんの針を使わせてもらっていますね。
実は今回の釣行でまったく予期していなかったんですが、同船させてもらった中になんとなんとはりよしさんがいらっしゃるというスーパーミラクル。
「戸松さんですか?」
と声をおかけいただき、お話させてもらってたら発覚。お互いびっくり(笑)
せっかくのご縁ということで一緒に写真撮らせていただきました、ありがとうございました。
また釣行の案内をしていただきました田中さんはじめ同行いただきましたSHIMANOさん、ニッコー化成さん、はりよしさん。
ありがとうございました!