2025年6月10日
こんにちは、ハピソンの戸松です!
名古屋地区で待望のタコ釣りが開幕しましたね。この地域のタコ釣りは例年5月頃のGW明けから伊勢湾の各遊漁船がタコ釣りがスタートします。
ただそれとは別に漁業権が設定されている海域で、漁協が主導となって遊漁船を運営しているという場所があるんです。
それが鬼崎漁協の船タコ釣り。
2025年は6月8日に解禁となったんですが、その前の6月3日にプレオープンの試釣に同行させていただきましたのでその様子をご覧ください!
今回お世話になったのは鬼崎の正栄丸、鈴木船長。
プレオープンということで近隣の釣具販売店関係者の方々がたくさんいらっしゃいました。
僕はフィッシング遊さんのチームと同船させていただくこととなりました。そして同行者がもう一人。
名古屋のタコ釣りと言えばこの人、ハピタコフィールドスタッフの黒野さんです。
正直僕はタコ釣りは年に1回程度しか行かないという初心者に近いアングラーなので、釣り方のコツや動かし方、考え方なんかを黒野さんに聞きながらの釣行です!
がんばります!
ただこの日はあいにくの雨!タコって水潮が入ってしまうとどっかいっちゃったりもするんですが、今回はどうなんでしょうかね。
フィッシング遊さんとか黒野さんもいるんだし
ま、大丈夫っしょ!wwww
※THE・他力本願
僕の使っていたタックルがこちら
ロッド:カットウ用ロッド オモリ負荷20ー40号
リール:シマノ オシアコンクエスト201HG
ハンドル:Gomexus バランサー付きハンドル
ライン:PE3号(100m)
リーダー:バリバス オーシャンレコード60ポンド(14号)
スッテ:ハピソン ハピタコスッテ(シャロー)
オモリ:ハピソン LEDシンカー 30号(赤金ケイムラ)
最初は黒野さんにロッドお借りしてたんですが、右巻きのハンドルに慣れておらず自分の左巻きハンドルで。
タコ専用ロッドを持っていないのでカットウに使っているロッドを使用しましたが、やれないことはありません。ただ圧倒的にタコ釣り専用ロッドの方がやりやすいです。ロッドの強さやガイド絡みなどのトラブルもかなり少なかったので、タコをしっかりやりたい!という方は専用ロッドが絶対におすすめです。
またリールはジギング用で使用しているオシアコンクエストを使用。
またメインラインはPE3号を使用しており、今回同船させていただいたフィッシング遊チームの皆さん、黒野さんはPE2~3号を使用している方ばかりでした。また狙う水深も非常に浅い(5㍍くらい)ので100㍍のラインキャパがあればOKです。
ちなみに船長は「4号使ってるよ」とかなり強いラインを使われているようです。ラインが太くなることで釣果に影響が出る釣りではない(もしくは非常に小さい?)らしく、細糸にするメリットがあまりないよう。タコ釣りはボトムを釣るので根掛かり対策にも強めのラインが吉です!
リーダーはフロロカーボンの14号を使用。10号以上を使用している方ばかりでやはり根掛かり対策に強めのラインチョイスです。
そしてそしてなんと、スッテは船全員がハピソンのハピタコスッテ!
写真撮り忘れたのでイラストで失礼します…(この後釣果写真でいっぱいでてきますので!)
ハピタコシリーズ第1弾「ハピタコスッテ」 「ハピタコスッテ」が2025年5月にデビュー。形に見覚えのある方も多いのではないでしょうか? かつて、タコ釣りで絶大な人気を博していた“ワンナック”の独自の形状やボディ設計など…DNAを受け継ぎ、ハピソンのハピタコブランドとして、リニューアルを遂げてデビューを飾るのが「ハピタコスッテ」。知る人ぞ知る名作が蘇ります。 丈夫な桐製ボディ プラスチック製には生みだせない、水馴染みの良い絶妙な浮力で、ナチュラルなフォールを実現。水中でユックリと沈んでいき、タコに対してスッテの存在をシッカリと伝え、違和感なく抱かせることができます。 フック抜けの無い貫通一体型ワイヤー仕様 ボディには1本のワイヤーが通っており、針は“溶接・はんだ付け・接着材”の3パターンで固定されているため、抜けにくく大物相手でも安心。 状況に応じて使い分け可能「3タイプのフック」 3本針 岩礁や海藻帯など…根掛りの多いエリアに最適タコスッテはタコエギより根掛りも少なくトラブルも少ない…関東地方でも人気。 半傘(5本針)明石エリア対応の半傘仕様。1.2mmの刺さりバツグンなヘビーデューティーフックを採用。 全傘(6本針)根掛りの少ないポイントで効果を発揮。さわりでフックアップ可能、中部地方で絶大な人気を誇るタイプ。 ルアーニュース関連記事はコチラ!↓↓↓
これにLEDシンカーを組み合わせて使ってみました!
他の方はグロー系のオモリやタコの集魚アイテムを使っていたりと様々な工夫を凝らしたタックルでしたね。
さて、ここで名古屋タコ釣りの聖地、鬼崎の推奨タックルまとめてみました。
ロッド:タコ釣り専用ロッド 6~7フィートくらい
リール:ジギング用などのある程度強めのリール(ドラグ5kg以上推奨)
ライン:PEライン2~3号 100メートル(細糸はラインブレイクの危険度↑)
リーダー:10号~20号(40~80ポンド)、100ポンドを使う猛者もいるらしい…)
オモリ:30~50号(軽くするメリットはありません)
スッテ:ハピタコスッテ
鬼崎のタコ釣りではこれくらいのタックルを準備しましょう!
とにかく船のタコ釣りのタックルは”強め重め”で良いかなと思います。
さて、釣行レポートに入る前にまずはタコの釣り方を見てみましょう。
これまでとりあえず底に付けとけばよいのかなー、程度に思っていた僕。これがちょっと違ったので、これからタコ釣りやってみよう!って方はぜひ参考にしてみてください。名手、黒野さんにばっちり取材してきました。
こちらのイラストご覧ください!
タコ釣りの基本的な考え方としては、オモリはボトムに付けたまま。
その場から動かさずにラインスラックでスッテ、オモリを揺らしてあげるイメージです。激しい動かし方、優しい動かし方はその時々で。
動かす→ステイ→動かす→ステイ…と繰り返していきます。
すると離れたところからでもタコってみてるらしいので、動きを止めた瞬間に飛んでくるそう。
ちょっと動かしてあげてその場にいなければ当然アタリはないので、違う場所を探って…とタコの居場所を効率よく探してあげるのが釣果を伸ばすコツです。
続いてタコ釣りのNG行為。
オモリで底をゴツゴツと叩いたり、ボトムを跳ねさせて動かすようなのはよっぽど活性が高くないとタコが釣れないそう!
なので
は、魚の釣り方としては正解のケースもありますが、タコの釣り方としてはやっちゃダメです。
最初僕は完全にカワハギ釣りの底トントンやってました アチャー(つwT)
全員がカッパ装備でいよいよ雨の中、名古屋タコ釣りが開幕です。
スタートは例年、絶好調!というよりポツポツで、6月後半から7月にかけて調子が上がってくるそうなのでまずは例に漏れずスローなスタートです。
僕の竿にももちろんアタリはありません。さすがにすぐにタコはきてくれませんねぇ。
隣の釣り座で
「お?」
と微妙な声。
そうなんです。タコってヒットしてからあんまり引かないんでね…喜んでいたら海藻だったり貝殻だったりするんです(笑)
みんなで注目していると、本命のタコ!
船中1匹目はこの人!
フィッシング遊刈谷港店、柴田さん。
ハピタコスッテピンクレモンにグローのオモリ、タコの集魚アイテムを付けて盛り盛りの仕掛けでヒットです!
さらにさらにその直後!
ハピタコフィールドスタッフ黒野さんにもヒットー!
こちらもハピタコスッテのピンクレモン、さらにLEDシンカー30号のチャートでヒットさせてくれました!
ナイスぅー!
そこからはちょっと沈黙の時間が続いてきたので、船長の判断で大きく移動します。
で到着したポイントで待望のプチラッシュ!
まずはフィッシング遊岡崎店の原さんを皮切りに…
ちょっと出遅れていたフィッシング遊刈谷港の岩木さんも続きます
で、一応僕も続いて!
連発した岩木さんと。
柴田さん、原さんもダブルヒット!
原さんはこの日竿頭で6:00~10:00までで5杯とお見事!
僕はシャローでの1杯のみでしたが、これから上向きになってくる鬼崎のタコ釣りに期待を感じずにはいられませんでした!
この日釣果が良かったのはハピタコスッテの
です。
実は釣果が固まりすぎて他のカラーを試していないという失態(笑)
でもでも!
船中0~5杯とプレオープンにしては上々の滑り出しとなりましたよ!
さて、僕らがタコ釣りをしている間、別の船でもきっちりタコを連発で釣り上げてる男がいました。
それがこの方
釣具のイシグロ、フィッシングマイスター中村さん!
他にも数名いらっしゃってたイシグロのスタッフさんたちもヒットを重ねていたようです。
ちなみに中村さんは貫禄の4杯。中村さんもハピタコスッテでのヒットだったそうです!
さすがすぎる!
※お写真ありがとうございました!
名古屋のタコ釣りがついに開幕です。
日本では明石のタコと並んで一大釣り場として名を轟かせている名古屋の鬼崎。
みなさんもぜひハピタコスッテを握りしめて、タコ釣りに挑んでみてください!釣ってもめちゃめちゃ嬉しいですし、食べても最高にうれしいターゲットです。
しかも道具の流用もしやすいと思いますので、他の釣りを楽しんでいる人でも始めやすいのも嬉しいポイントですね。
今年も全国的にタコ釣りのシーズンが開幕しました。皆さんからの嬉しい釣果をお待ちしてますよ~!
実は今回の釣行でも小さなタコがポツポツと釣れてきました。
小さなタコだって食べたらもちろんおいしいんですが、全部取りつくしてしまうと今後長くタコ釣りが楽しめなくなってしまう可能性があります。
みんなが楽しめる釣り場を今後も長く維持していくためにも、小さなタコのリリースにご協力をお願いいたします。
さて、タコ釣り界隈では今回大活躍を果たしたハピタコスッテが大注目を浴びており、全国的にも品薄必須!
ぜひお早めに店頭でお買い求めください!
そしてそして、昨年LEDシンカーを使ってHapyson本社の天野が明石のタコ釣りに行っています。そのときの様子を記事にしてくれていますのでぜひこちらもご覧くださいね。
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