2024年5月2日
こんにちは、ハピソンスタッフの戸松です。
先日、名古屋港のボートに乗ってメバル狙いに行ったときの釣行をレポします!
メバル狙いとは言うもののこの日はメバルのご機嫌がななめだったのもあって、活性の高いシーバスゲームになったんですが、フロートリグでの釣果やフロートリグの釣り方、作り方なんかをお話していきたいと思います。
当日の釣行データはこちら
日付:2024年4月30日
船:釣り船ORCHID
場所:名古屋港周辺
状況:ちょっと風強めで外には出れず比較的穏やかなポイントをラン&ガン
狙い:メバル → シーバスへ
船は前回もお世話になった愛知県の知多市から出船するORCHIDさんです
で、準備中の絵です(笑)
夜に出船なので本当に見えないんですよ。街灯とかあってもさすがに不十分。ということで夜のタックル準備に活躍してくれるのがこちらの充電式ランタンとバケットマウスライト
充電式ランタンは置いても、下についてるフックで吊り下げても使える万能照明。バケットマウスライトはバケットマウスの横にガチャン!とくっつけられるので、バケットマウスの中をストレスなく照らせます。
2つ揃ってると最強に便利ですd(・ω・*)
さて、ここでフロートリグとはなんぞや?という方に仕掛けをご覧いただきましょう。
今回僕が使った仕掛けはこんな感じ。
ハピソンのフロート「かっ飛びボール」が5g前後なので、手持ちのトラウトロッドでやってます(笑)
これは中通し式の仕掛けですね。カン付のかっ飛びボールもあるのでこちらを使用する際はちょっと違った感じになります。
フロート固定式ってやつもありますが、アタリがボヤけやすいフロートの釣りでさらにアタリがボヤけるので半遊動式にしてあります。詳しくはこちら
キャストするときやリトリーブするときはスイベルとシモリ玉でかっ飛びボールが固定されます。ジグヘッドに魚がヒットして引っ張られると糸だけが引っ張られてかっ飛びボールはフリーの状態。
アタリをなるべくボヤけさせないようにこうなってるんですね。
サスペンドやスローシンキング、ファストシンキングなどいろんな種類があるので、狙いによって変えてみてください。また色も今回赤を使っていますがグリーンやブルーもあります。
※こちらは中通し式
このフロートリグ、今回はボートで使用しましたが飛距離が必要な陸っぱりでは特に重宝します。奥に藻場があるとか、ストラクチャーまで遠いとか。
さて、釣りに戻りまして午後8時に出船。ほどなくしてポイントへ到着したらスタートフィッシュです。
ポイントへボートの前を向けて行くパターンが多いのですが、今回僕はトモ側。なので広く探るためにフロートでやっていきます。
しかしこのポイントでは同船の方にカサゴがヒットしたのみ。
今日はメバルのご機嫌悪いっぽい!
いくつか場所を回ってみますが状況は変わらないので、最近好調を維持していると噂のシーバス狙いにシフトします。
名古屋港のボートシーバスでは橋脚やバース周りの明暗を打っていくのが定石です。こちらのポイントも教科書通りの場所!
最初は同船の方(ジグ単)がチラホラヒットさせていき、後方から明暗に通した僕にもヒット!
でもだいぶちっちゃい!すんなり抜いて顔を出してくれたのは20㌢のセイゴちゃん♪
水面近くというよりはジグ単でフォールに食ってきてたらしいので、着水から少し時間をおいてフロートを沈めてからリトリーブ開始したところで出てくれました♪
そこからはけっこうサワリがあるんですが、がっつり食ってくるというよりは遊ばれてる感じw
ただ活性は高そうでポツポツ追加していきます。
ここでやっぱりフロートのちょっと弱いところが。明暗があってストラクチャーがあるポイントで、しかもレンジを入れると食ってくる場合。
フロートだと沈ませるのに時間がかかってどうしても手返しが悪くなるんですよね。そこでジグ単タックルにチェンジして7gのジグヘッドと大きめのワームで探るとすぐさまゴゴン!
30㌢ちょっと超えるくらいのこれまたカワイイやつですね。
ちっちゃいシーバスたちと遊んでいるとさすがにスレてきたのか反応が悪くなってきます。最初のメバルで時間を使ってしまったせいか、残り時間はあとわずか!
最後の望みをかけてポイントを移動します。
大きく移動してこんな感じのポイントに到着。
狙いどころも絞れないので広く全体的に探っていきます。こんなときにかっ飛びボールはめっちゃ便利。
飛距離も出るし光も付いてるので、トレースラインが見えるんです。
なので少しずつ角度を変えて細かく探っていくとコン!とアタリ。でも乗らない!惜しい!
ずっと何か触ってる感じなのでアタックはしてる感じなんですけどね~、と思ってたらギュッと竿先を引っ張るようなアタリでヒットです!
あかん!暗すぎてスマホのカメラじゃ追いきれん(笑)
完全にぶれてしまっていますが、暗いポイントならしっかりとネットインの瞬間を確認できるのがこちらのライティングネットミニ。ミニはチヌやメバル、アジ、イカなどにちょうど良い大きさです♪
さて、取り込んでみるとよっしゃよっしゃ、こちらも30㌢くらいのミニサイズ🐟
ちゃーんと広範囲探って出せた1匹。大きくはありませんが顔を出してくれただけでも楽しいですよね~
このときの釣り方は着水から15秒くらい待って少し下のレンジへ。そこから竿先を下げてなるべく浮き上がらないように、ハンドル1秒1回転よりちょっと速いくらいのイメージでヒットしました~
広くスローに探る場面ならフロートが得意なシチュエーション。狙って獲れた1匹を最後にここで時間切れとなりました。
春はボートメバリングや今回みたいなシーバスがすごく楽しい季節です。
ポイントが絞れててレンジを刻んで狙いたいならジグ単。
広く探りたいならフロート。
と、それぞれ使い分けてぜひメバルやシーバスを狙ってみてください。
もちろんボートだけじゃなくて陸っぱりでメバリングを楽しんでいる人はさらに遠くのポイントを直撃させられるのでかっ飛びボールをぜひ使ってみてくださいね。
シーバスのマイクロパターンに泣かされてる人はかっ飛びボールのさらに重い「ヘビー」ってのもありますのでこちらもぜひ♪