2023年12月28日
こんにちは、ハピソンスタッフの戸松です!
2023年12月19日に、南知多の松新丸さんへフグ/カワハギ釣りに乗船してきました!
この日は僕が主宰しているYouTubeチャンネル「釣り女子部」の撮影です。釣り人は神咲さやかちゃん!
まだ薄暗い中、準備をすすめて行ってまいりますん♪この日さやかちゃんはカットウ釣りで狙います。
そして僕は撮影も兼ねてですが食わせでやっていきます。1月発売予定のLEDシンカーのテストも兼ねてですね。
さて、今日はまつしん丸さんへ乗船したんですが、伊勢湾のフグ/カワハギ便の船はオモリが30号で固定です。伊勢湾での一般的なフグ/カワハギ釣りのタックルはこちらをご覧ください!
カットウの仕掛けはこんな感じ
食わせの仕掛けはこんな感じ
ですね。伊勢湾のフグ/カワハギ釣りは天然の漁礁や人工漁礁、岩礁帯などの「根掛かり多発ポイント」での釣りがものすごく多いんです。
なのでメインラインとリーダー、仕掛けのバランスが大切。
また伊勢湾のカットウでは根掛かりしたときのリスクを少しでも抑えるために、下オモリのカットウを使用する人が多いんです。
こんなヤツですね。
オモリとエサを付ける大きな針の間が、捨て糸になっていて他の部分よりも細い糸を使います。これなら根掛かりが発生してもオモリを失うだけで済みますからね。
それぞれの仕掛けはイラストを参考にしてみてください!
波も穏やかで天気も良くて、釣りには最高の日となったわけですが、いざ釣りをスタートしてみると一向にアタリがありません。
撮影してる僕とさやかちゃんだけじゃなく、他のお客さんも同様にアタリがないんですよ。
「これは・・・マズい・・・」
と冷や汗をかきつつ、スタートから1時間以上、何も反応がありません。
そこでようやく僕の食わせ仕掛けにアタリが出ますがフックアウト。前回からこれ多いんだよな~…
針なのかそれとも別の要因なのか、検証しようにもアタリが少なすぎてなかなかベストな選択が見つからない日です。
とりあえず胴付きの一番上の針サイズをあげてハゲ針から流線へチェンジ!
なかなか厳しい日になりそうだと覚悟しつつも、魚をなんとか引きずりだそうと頑張る2人。そこで僕の竿にようやくヒット!
ちょっと小さいけど・・・
よかった!
ようやく本命のカワハギゲットです。オモリはもちろんハピソンのLEDシンカー。
渋い状況なので、魚は警戒してくる→光るモノからは逃げて行く?
という可能性も考えられましたが、やってみるとプラスになることはあってもマイナスになることはなさそうです。
赤点滅とちょうど良い光量がカワハギやフグの好奇心を刺激してくれるんですね。
ちなみにこいつは下鈎へのヒットでした。個体が小さかったので小さめの針にかかってきました。
ようやく少しずつアタリが増えてきた印象の時間帯。
これでも釣り開始から2時間以上が経過していますが、さやかちゃんがついにヒット。空アワセをした竿に「ズンッ!」と重みがのっかります。
数少ないヒットなので絶対にバラしたくないと慎重に慎重に巻き上げて・・・
「やっと来てくれた~!」
と嬉しい1匹目はウマヅラハギ♪
外道と言われりゃそれまでですが、これも美味しいお魚です♪
こちらのポイントでは少しずつアタリが増えてきて、エサ取りも出てきました。
ちょっとでも魚の反応があると俄然集中力も上がります!
僕の食わせ仕掛けの方には小さなタイやベラなどがヒットして、「なんかいそう」な感じが伝わってきますね~。
と思っていたら、竿先がツツッと震えた気がしたのでアワセてみると、竿を下にグングンと引っ張るような鈍重な引き。
たぶんこれはフグっぽい!
やったー!本命だ!
(実はこのフグが船中で唯一のフグの釣果となってしまいました)
あの手この手でカワハギ、フグを狙って行きますがなかなか反応がなくなってきてしまいます。それもそのはず。時間帯的にそろそろ潮止まり…
根掛かりも多いポイントなので、基本的に叩きからの誘い上げで狙っていましたが、ここは腹をくくって底狙いのたるませ釣りで狙っていきます。
ゼロテンションからたるませで狙ってみると、ちょうど魚がいたのかすぐにヒット!
良かったー!
変えてた上鈎にガッチリ掛かってました!
ホッと一安心しつつ、バレないように巻いてくると良型のカワハギ!
肝はパンパンです!最高においしいやつ!
この日はここでタイムアップ!
さやかちゃんはドンマイでした💦
実は他のお客さんも0~2匹の釣果と厳しいと言わざるを得ない状況でしたが、それでもフグ×1、カワハギ×2という、LEDシンカーで拾えた釣果が大きかった日となりました!
LEDシンカーってオモリが水につくと通電して光る仕組みになっています。
光り方も赤い点滅のみで、光量もやや控えめ。
(それでも暗い中で見ればかなり明るいのですが)
光ったら魚が逃げて行かないの?
という質問をもらったこともありましたが、実釣で使用してみるとアタリの数でみれば周囲よりたくさんもらえている感じ。特に厳しい状況になればなるほど真価を発揮してくれています。
また食わせとカットウの人が混在する船では、どうしてもカットウに寄せ負けてしまうケースが多い食わせ仕掛け。
それでも光の集魚力で魚をしっかり寄せてヒットに持ち込めました!
次回はもう少し反応の良いタイミングで、また狙ってみたいと思います!