2023年9月19日
こんにちは、ハピソンスタッフの戸松です。
ミノーイングなどのルアーフィッシングで、ルアーを開封していざ泳がせてみるとたまにあるんです。
新品なのに真っすぐ泳がない!?
とか
どっかにぶつけたらどっちかに偏って泳ぐようになっちゃった💦
そんな経験ありませんか?
今回僕が主宰しているYouTubeチャンネル「釣り女子部」の撮影で平谷湖フィッシングスポットさんに訪れたんですが、ミノーが巻いてもトゥイッチしても左に偏ってしまっていました。
そんなときはアイチューンと言われる調整をしてみましょう。
釣りに訪れたのは2023年9月15日。長野県の平谷湖フィッシングスポットにて。
釣り女子部内の番組、AREAGEEKSに出演中のホシノカオリちゃんが何か違和感を感じ取った模様。試しにみてみると、リトリーブやトゥイッチで左に偏ってしまうミノーを発見。
これですね。
見た目にはなんの変哲もないルアー。そもそも問題なんてなさそうなんですが…
実はよく見られるんですが、例え新品であってもリトリーブやトゥイッチでどちらか片方に偏って泳いでしまう個体が存在します。
これはスナップを結ぶ「アイ」と呼ばれる部分をちょっと左右に曲げてやるだけで、真っすぐ泳がない現状を解消できちゃうんですよ。
このスナップをかける部分ですね。
このアイの調整をアイチューンと呼ぶわけです。
某リンゴメーカーの音楽プレイヤーソフトではありません(笑)
このアイチューンを行うときに必要となるのが、アイチューナーと呼ばれるもの。アイに溝をセットして傾きを整えてやるというものです。
この機能、実は先日発売された計測マルチプライヤーについてるんです!
ここ!
十字に溝が切ってあって、それぞれ細い方と太い方に分かれています。なので小さなトラウトミノーから、大きな青物のキャスティングミノーなどまで幅広く対応可能です。もちろんそれだけじゃなく
と7つの機能がオールインワンで詰まった便利プライヤー!PEがスパスパ切れるのでものすっごく重宝してます!
1台で7つの機能 ブラックとカーキの2色展開1つあればマルチに使える便利なプライヤーです! 【フックシャープナー】 ダイヤモンドヤスリを採用。 画像のように針先を持ち研ぎます。 【スプリットリングオープナー】 #1~4までのリングに対応しています。 【アイチューナー】 ルアーの動きが悪いときにアイの調節ができます。 幅0.9㎜と1.5㎜ 【カシメ機能】 スリーブサイズSSやガン玉つぶしに! 【ピンオンリール】 ラインの長さは60㎝ ライフジャケットやバッグにつけて手返し良く使えます。 【PEラインカット】 ギザ刃でとても切れやすく、刃の幅が長い仕様です。 関連記事はコチラ↓↓↓
あとよく使うのはフックシャープナーですね。特にエリアトラウトなんかでは針先が最重要。針先を爪に引っ掛けたときに滑ってしまうようだと一気にキャッチ率が下がるので、針先がなまったらすぐに研ぐようにしています。
釣りモノによってよく使う機能はバラつきがあるかもしれませんが、あらゆる釣りにたくさんの機能が対応できるので計測マルチプライヤーはおすすめです!
間違いなく
お、ねだん以上。
です。
アイチューンのやり方はものすっごく簡単です。
左に偏って泳ぐならアイを右に。右に偏って泳ぐのならばアイを左に(ほんのちょっとだけね)して、泳がせてみましょう。
リールをぐるぐるっと巻いたときに、ルアーが真下に潜るように泳げばOK!
ほんの少しの違いで、ルアーの泳ぎが大きく変わりますので、ルアーの泳ぎに違和感を感じている人はぜひ試してみてくださいね。
さてなんでこんなにアイチューンについて語っているのかと言いますと、エリアトラウトではスプーンやクランクでどうしても反応が弱いときがあるんです。そんなときによく釣れるメソッドとして知られるのが
潜らせる→ストップ→ルアーが浮上→潜らせる→ストップ→ルアー浮上…
という動きのグリグリジャーク、マジックジャークと呼ばれるミノーでの上下の誘い。
これにはアイチューンが必須で釣果に与える影響も決して小さくありません。代表的なミノーは、ディスプラウトのイーグルプレーヤーやダイワのダブルクラッチあたりが使用者が多いミノーでしょうかね。
ただこの日の撮影ではマジックジャークがハマらず釣果にはつながりませんでした。夏のエリアトラウトらしく表層でのマイクロクランクに反応が出た1日でしたね。
ただこのマジックジャーク、間違いなく覚えておいで損はない重要メソッドなので、エリアトラウトアングラーの方、ぜひお試しください。
アイチューンはお忘れなく!